当ブログを見ていただきありがとうございます!
このシリーズは妊娠15週に無頭蓋症と無脳症の診断をうけ、我が子を産み、3人で乗り越える我々の経験を記しています。
今回はビクビクしながら入院した初日のお話
結論、未知の経験すぎて戸惑いと恐怖、痛みでした。
実体験の記録なので分かりづらいところも温かい目で見ていただけると幸いです。
- 中期中絶の入院初日の流れ
- どんな痛みなのか
- どんな気持ちで挑んだか
- 子供への贈り物作り
いざ入院
旦那と一緒に病院に行き、エコーと入院後に行う処置、出産について改めて説明がありました。
旦那とは説明の後、帰ってもらい
そのまま最初の処置がありました。
入院初日の流れ
エコーと説明
お腹の上からエコーをしてもらい、
改めて入院中に行う処置、出産の説明がありました。
エコーでは手足を元気いっぱい動かしていて、私には
『ちょっと、なんだよ!あんまり押すなよ!』
と、エコーをしている先生に蹴りを飛ばしているように見えて笑ってしまいそうでした
説明を受け、同意し処置が始まりました。
子宮口に詰め物をする
赤ちゃんが通れるように出口を広げていく処置です。
水分を含むと膨らんでいき、除々に子宮口が広がります。
私の週数は16週、胎児の大きさは5〜6cm
先生から子宮口は2cm広がるように処置をしていくと説明がありました。
これが生理痛というやつか…
詰め物をセッシを使って一本一本入れられるのですが
グイグイ中の方に押されるので中から重く鈍い痛みが襲ってきました。
とにかく大きく深呼吸をして、力が入らないように気をつけました。
詰め物の入れ替え
入院期間の中で2番目に痛い処置でした。
もともと入れていた詰め物を取るときが激痛でした。(粘膜に貼り付くからですかね…)
声と涙が出ました。
声をかけて手を握ってくれる助産師さんに感謝です。
詰め物が入った状態で次の日の朝まで過ごします。
最初は生理痛のような痛みがあり余裕がなかったですが、
少しずつ子宮口が広がるからか1〜2時間経過後から痛みはなくなり歩いたり、作業をして過ごせました。
私の気持ち
妊娠して初めて産婦人科に行ったときや、経膣エコーのときも未知のことで戸惑いと不安がありましたが、
今回は調べても出てこないし、実際にどうだったか、どんな気持ちだったかという他の人の体験など見ること、知ることができないままだったので、
恐怖と不安、今後や周りの人にどう思われるんだろうと考えたりと
とにかくマイナスな気持ちが大きかったです。
- どんな痛みなんだろう
- このあと何をするんだろう
- 果たして現実を受け止めることができるのだろうか
- 仕事に戻ったときどんな顔で戻ればいいんだろう
一方で、受け入れることができている気持ちもありました。
- こまちゃん(赤ちゃん)に何をあげようかな
- どっちに似たのかな
- どんな思い出を残そうかな
赤ちゃんへの贈り物
私はこまちゃん(赤ちゃん)に
贈り物をしよう!
天国に行く道を寂しくないように一緒に行ける子を贈ろう
そう思いました。
- 花
- お菓子
- ぬいぐるみ
買うのではなく自分で作ろうと思い、
簡単に作れるキットを入院前に買い、入院中、痛みに耐えながら作りました。
毛糸で作れるキットでした。
ゆっくり作って約2時間で完成しました。
手作りのものを我が子にプレゼントできるのはとても気持ちがこもりますし、自分自身も嬉しくなりました。
ただ…
大きすぎました…
まとめ(中期中絶の入院初日の流れ)
今回は、この3点を自分の経験を含め解説していきました。
- 中期中絶の入院初日の流れ
- どんな気持ちなのか
- 赤ちゃんにできることはなにか
デリケートな内容なので知りたくても話したくないという方がほとんどですが、
私が感じた孤独感を感じてほしくないなと思い、書きました。
誰かの気持ちに寄り添えたら嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございました!
死産,流産を乗り越えた考えや気持ちはこちらで解説しています!
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