このシリーズは妊娠15週に無頭蓋症と無脳症の診断をうけ、我が子を産み、3人で乗り越える我々の経験を記しています。
今回は、入院2日目にまさかの出産編です。
一体何があったのか…
- 中期中絶の出産
- 中期中絶した妊婦の気持ち
中期中絶入院中の流れ
入院準備編でも伝えたように、入院は通常5日くらいです。
早くて3日、長くて1週間と先生から説明がありました。
入院の流れは、
子宮口が広がる時間や日数と
子宮収縮剤がすぐ効く人となかなか進まない人もいて、子宮収縮剤を入れたその日に生まれるとは限りません。
個人差があります。
入院2日目の朝(子宮口が広がっていたようだ)
入院1日目になかなか予定通り子宮口が広がっておらず、
明日も詰め物する処置を続けると思う
と、言っていたのでまだだろうなと思っていました。
予定より開いていなかったからまだだろうな
入院2日目の回診で診てもらったら、
あ、意外と開いてるかな?
ちょっとごめんね
ズボッ!グリグリ…
!?
いたーーーーい!!
なんと指でグリグリされました
いや、言ってくれよと思いました。
子宮収縮剤が入った
午前8時45分
分娩室へ
詰め物の大きさに比べたら子宮収縮剤は小さいもので、痛くありませんでした。
夕方まで過ごしてもらいますと説明を受け、痛みはなくリラックスしていました。
出産
9時30分頃
お腹の違和感とともになにか出た感覚がありました。出血でした。
内診をしている間に、破水しました。
エコーと器具でサポートしてもらいながら
9時46分に生まれました。
6.3cm 10g 男の子でした
私の気持ち
その日に色んなことが起こりすぎて気持ちがついていきませんでした。
ただその分、辛い気持ちや悲しい気持ちが襲ってくることが少なかったです。
何より、家族にすぐ会えたのが心の安心感に繋がりました。
産声のない出産はこんなにも辛いのか
生まれた瞬間、自分の体の一部がなくなった感覚があり涙が止まりませんでした。
とても我が子が通るとき熱くて生命力を感じました。
まとめ(バダバタの出産を経て)
子宮収縮剤を入れた1時間後に生まれた我が子。
あっという間だったので恐怖も不安も感じないまま我が子に会えて
私を考えてくれてたのかなと思いました。
辛いし、悲しいけれど夫婦が乗り越える壁だし、乗り越えたら強くなれるねと前向きに話しています。
次回は、夫婦で赤ちゃんに会ったときのお話です。
最後まで見ていただきありがとうございました!
死産,流産を乗り越えた考えや気持ちはこちらで解説しています!
応援よろしくお願いします!
コメント